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75歳以上の親が運転免許を更新するには、「認知機能検査」の受検が義務付けられています。「親に通知ハガキが届いたけれど、何をするのかわからない」「落ちたら免許は取り上げられるの?」と不安に感じる家族は多いものです。
この記事では、75歳からの免許更新の流れ、認知機能検査の内容と判定基準、運転技能検査の対象、費用、そして「認知症のおそれあり」と判定された場合の対応まで、子世代向けにわかりやすく解説します。
ふくさん、父に「認知機能検査」の通知が届いたの。検査って難しいのかな?落ちたら免許は返さないといけないの?
心配いらないワン。検査は認知症の「おそれ」を確認する簡易チェックで、運転技術の試験ではないんだ。流れと内容を知っておけば、親御さんも安心して受けられるよ。順番に説明するワン!
📌 この記事でわかること
全部読まなくて大丈夫。知りたいところだけ読んでください。
※ 迷ったところから読んでOKです。
75歳からの免許更新の流れ
75歳以上のドライバーの免許更新は、通常の更新手続きの前に検査・講習のステップが加わります。更新期間満了日の約6か月前から受検でき、誕生日の約190日前に通知ハガキが届きます。
| STEP1 | 通知ハガキが届く(更新期間満了日の約190日前) |
|---|---|
| STEP2 | 認知機能検査を予約・受検 |
| STEP3 | (対象者のみ)運転技能検査を受検 |
| STEP4 | 高齢者講習を受講 |
| STEP5 | 免許更新手続き(運転免許センター等) |
認知機能検査の内容|2つのテスト
① 手がかり再生
16種類のイラストを記憶し、あとから「何が描かれていたか」を回答する記憶テストです。ヒントなしで思い出す「自由回答」と、ヒントありの「手がかり回答」があります。
② 時間の見当識
検査当日の「年・月・日・曜日・時間」を回答するテストです。日付の感覚を確認するもので、落ち着いて受ければ難しいものではありません。
判定基準
検査は100点満点中36点以上で「認知症のおそれなし」、36点未満で「認知症のおそれあり」と判定されます。「おそれあり」となった場合は、専門医による臨時適性検査の受検、または診断書の提出が必要になります。
運転技能検査(実車試験)の対象になる人
75歳以上で、過去3年間に信号無視・速度超過・横断歩行者妨害など11種類の違反歴がある普通自動車免許保持者は、実車での「運転技能検査」も必要です。70点以上(二種免許は80点以上)で合格となり、不合格でも更新期間内であれば繰り返し受検できます。
違反歴がなければ実車試験はないのね。ちょっと安心!検査や講習って、いくらくらいかかるの?
東京の例だと、認知機能検査は警察施設で1,050円。高齢者講習は普通免許なら座学60分+実車60分の2時間で6,600円だワン。教習所で受ける場合は料金が異なるから、通知ハガキと予約先で確認してほしいワン。
費用の目安(東京・警察施設の例)
| 認知機能検査 | 1,050円 |
|---|---|
| 高齢者講習(普通免許) | 6,600円(座学60分+実車60分) |
| 高齢者講習(原付・二輪のみ) | 2,950円(座学60分) |
| 運転技能検査 | 教習所ごとに異なる |
| ※ | 教習所受検は料金が異なる場合あり。最新額は通知・予約先で要確認 |
「認知症のおそれあり」と判定されたら
36点未満でもただちに免許取消にはなりません。専門医の臨時適性検査または主治医の診断書提出となり、認知症と診断された場合に免許の取消・停止の対象になります。診断の結果、認知症でなければ更新手続きを進められます。
家族としては、結果を「運転をやめさせる材料」にするのではなく、親の認知機能の変化に早めに気づく機会と捉えるのが建設的です。医療機関の受診や、運転を続ける場合の条件(夜間・長距離を避ける等)を親子で話し合いましょう。
家族ができる3つのサポート
① 検査の予約と送迎を手伝う
予約は電話やWebで行いますが、混雑期は希望日が取りにくいことも。通知が届いたら早めの予約を促し、当日の送迎をサポートすると安心です。
② 事前に模擬問題で練習する
手がかり再生のイラストパターンは公開されており、警察庁サイトで検査の内容を確認できます。一度流れを体験しておくだけで、当日の緊張がぐっと減ります。
③ 「返納後の生活」も並行して考える
検査をきっかけに、運転をいつまで続けるかを家族で話すのも大切です。免許返納後の移動手段(コミュニティバス・タクシー割引・シニアカー等)を先に調べておくと、親も前向きに検討しやすくなります。
🚗 運転継続の判断に迷ったら
免許返納のタイミングや返納後の特典・移動手段については、別記事「親の免許返納ガイド」で詳しく解説しています。
まとめ
認知機能検査は「ふるい落とすための試験」ではなく、安全に運転を続けるための健康チェックです。流れと内容を親子で共有し、余裕を持って予約・受検すれば心配はいりません。検査を機に、運転と移動手段についてゆっくり話し合ってみてください。



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