介護シューズの選び方完全ガイド|親の転倒を防ぐ靴選び5つのポイントと受け入れてもらうコツ

📅 2026年7月更新:本記事の商品情報・価格・サービス情報は2026年7月時点の最新情報に更新済みです。
📝 AI活用のお知らせ
本記事はAIを活用して作成し、編集部が情報を確認しています。価格・仕様・サービス内容は変動するため、最新情報は必ず各公式サイト・販売店でご確認ください。本記事は一般的な情報提供であり、医療・法律・税務の専門的助言ではありません。

本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。

親の転倒、原因の多くは「靴」にあります

高齢の親が家の中や玄関先でつまずく。ヒヤッとした経験がある方は多いはずです。手すりを付ける、段差を解消する——住宅の改修は確かに効果があります。ですが、その前に見直せるものがあります。足元、つまり靴です。

年齢とともに足は変化します。むくんで幅が広がる、指が曲がる、足の甲が高くなる、つま先が上がりにくくなる。若い頃と同じサイズ・同じ形の靴が、いつのまにか合わなくなっている——これが転倒の見えない原因になっています。

あんず
あんず

実家に帰ったら、母がかかとを踏んだまま靴を履いていて。「脱ぎ履きが楽だから」って言うんですけど…

ふく
ふく

それ、いちばん危ないやつだね。かかとが固定されてないと、足が靴の中で泳いで、つまずいた時に踏ん張れないんだ

この記事では、介護シューズ(リハビリシューズ)の選び方と、親に贈るときに気をつけたいことを整理します。

なぜ普通の靴ではダメなのか

足が変わっているのに、靴が変わっていない

加齢によって足幅が広がると、市販の標準幅(2E程度)ではきつくなります。きついから緩く履く、緩いから足が中で動く、動くからつまずく——この連鎖が起きます。3E〜5Eといった幅広設計の靴が必要になるのはこのためです。

「つま先が上がらない」問題

高齢になると、歩行時につま先を持ち上げる力が落ちます。数ミリの段差やカーペットの縁でつまずくのはこれが理由。介護シューズの多くはつま先が上向きに反り上がった形状になっており、わずかな段差を越えやすく設計されています。

紐が結べない・かがめない

腰や膝が痛いと、しゃがんで靴紐を結ぶ動作そのものが負担です。結果、紐を緩めたまま履いたり、かかとを踏んだりする。面ファスナー(マジックテープ)で調整できるタイプなら、立ったまま片手でも締められます。

⚠️ こんな履き方をしていたら要注意

  • かかとを踏んでいる——足が固定されず、つまずいた瞬間に踏ん張れません
  • 紐を緩めたまま履いている——実質サンダルと同じ状態です
  • スリッパで家じゅうを移動している——脱げやすく、階段では特に危険
  • 何年も同じ靴を履き続けている——靴底のすり減りで滑りやすくなります
  • 「大きめのほうが楽」と言って選んでいる——大きすぎる靴は最も転びやすい

介護シューズの選び方|5つのチェックポイント

1. サイズは「足長」だけでなく「足囲」を測る

もっとも大事なポイントです。多くの人はサイズ(足長)だけで選びますが、高齢者の靴選びでは足囲(足の周囲)と足幅が決め手になります。

夕方は足がむくむため、測るなら夕方。朝の状態で選ぶと、午後にきつくなります。両足で微妙にサイズが違うことも多いので、大きいほうの足に合わせるのが基本です。

測るタイミング 夕方(むくんだ状態)
測る項目 足長・足幅・足囲の3つ
左右差 大きいほうに合わせる
靴下 実際に履く厚さの靴下で試す
つま先の余裕 5〜10mm程度が目安

2. かかとがしっかりしているか

靴の後ろ側(ヒールカウンター)が柔らかすぎると、足が固定されません。指でつまんで簡単につぶれる靴は避けるのが目安です。かかとが安定していれば、多少バランスを崩しても踏ん張りが効きます。

3. 面ファスナーで大きく開くか

甲の部分が大きく開くタイプなら、むくんだ足でも入れやすく、締め具合も調整できます。片手で、立ったまま、かがまずに着脱できるかを基準にしてください。

あんず
あんず

マジックテープなら簡単、というわけでもないんですね

ふく
ふく

そう。開き方が小さいと結局足を押し込むことになる。「甲が全開になる」タイプが一番ラクだよ

4. 屋内用か屋外用かを分けて考える

ここを混同すると失敗します。屋外用は靴底に厚み(2cm程度以上)とグリップが必要ですが、屋内用は軽さと柔軟性が優先されます。屋内で厚底の靴を履くと、かえって段差につまずきます。

また、病院や施設でのリハビリ用には、床を傷めず滑りにくい室内専用タイプが向いています。

5. 重さ|片足200g前後を目安に

筋力が落ちている状態では、靴の重さがそのまま歩きにくさになります。軽いほど脚が上がりやすいため、屋内用なら片足200g前後、屋外用でもできるだけ軽いものを選びます。

✅ 店頭・通販での確認リスト

  • つま先が反り上がっているか(段差でつまずきにくい)
  • かかとが指でつぶれないくらい丈夫
  • 甲の面ファスナーが大きく開く
  • 靴底が指の付け根の位置で曲がるか(変な場所で折れないか)
  • 重さは手に持って軽いと感じる
  • 幅は3E以上の設定があるか

タイプ別の選び方|親の状態に合わせる

親の状態 向いているタイプ 重視する点
自力で歩けるが少しふらつく 屋外用の幅広ウォーキングタイプ グリップ・かかとの安定
むくみが強い・甲が高い 甲が全開になるタイプ 開口部の広さ・調整幅
室内での移動が中心 軽量の室内用リハビリシューズ 軽さ・柔軟性・滑り止め
片麻痺がある 左右サイズ違いに対応する製品 片手での着脱・左右別売
車いす併用 脱ぎ履きしやすい軽量タイプ 足を痛めない柔らかさ
ふく
ふく

メーカーによっては左右でサイズを変えて買えたり、片足だけ買えたりする。麻痺がある場合はそこを確認するといいよ

知っておきたい主なメーカー

介護シューズは専門メーカーの製品が選択肢の中心になります。実際に店頭で試せる場合は試着が確実ですが、通販でも返品・交換に対応する店が多くあります。

✅ 代表的なメーカーと特徴

  • 徳武産業(あゆみシリーズ)——介護シューズの定番。甲が全開になるモデルなど種類が豊富で、片足販売や左右サイズ違いにも対応しています。
  • アサヒシューズ(快歩主義)——つま先と踵を巻き上げた構造でつまずきにくく、軽量。幅広3E設計で価格も手ごろです。
  • ムーンスター——歩行のしやすさを研究したシリーズを展開。デザイン性のあるモデルもあります。
  • アシックス(ライフウォーカー)——スポーツメーカーの歩行研究を活かしたシリーズ。歩き心地の評価が高い製品です。
  • 竹虎——室内用の軽量な転倒予防シューズなど、価格を抑えた製品があります。

親に「新しい靴」を受け入れてもらうコツ

実は、いちばん難しいのはここです。「まだ大丈夫」「今の靴で十分」と言われる——多くの家族がぶつかる壁です。

あんず
あんず

母に「危ないから買い替えよう」って言ったら、機嫌が悪くなってしまって…

ふく
ふく

「危ない」「歳だから」は、言われた側にはけっこう刺さる言葉なんだ。切り口を変えるといいよ

✅ 伝え方を変えるだけで通ることがあります

  • 「軽いから疲れにくいらしいよ」——安全ではなく快適さを前面に出す
  • 「これ、色がきれいだったから」——プレゼントとして渡す
  • 「一緒に買いに行こう」——選ぶ主導権を親に残す
  • 「私も同じの買ったよ」——特別扱いされている感じをなくす
  • 敬老の日や誕生日に合わせる——贈り物なら受け取りやすい
  • まずは室内用から——外出用より抵抗が少ない

いきなり全部を替えようとせず、まず1足。履き心地がよければ、次からは本人が欲しがるようになります。

靴だけでは足りない|転倒予防でセットにしたいこと

靴下も見直す

意外な盲点が靴下です。滑り止めの付いていない靴下でフローリングを歩くのは、靴の問題以上に危険なことがあります。室内で靴を履かない家庭では、滑り止め付きの靴下に替えるだけでも効果があります。

足のケアを習慣に

爪が伸びて指が曲がる、タコやウオノメで体重のかけ方が偏る——足のトラブルも歩き方を崩します。爪切りや足の観察を月1回の習慣にすると、変化に早く気づけます。

靴の寿命を意識する

靴底のすり減りは滑りに直結します。かかとの外側が極端に減っていたら替えどき。毎日履く靴なら、1〜2年が目安と考えてください。

介護保険では、指定の「特定福祉用具」は購入費の支給対象になりますが、一般的な介護シューズは対象外です。ただし自治体によっては独自の助成制度がある場合があります。まずは地域包括支援センターやケアマネジャーに相談してみてください。

よくある質問

通販で買っても大丈夫でしょうか

足のサイズを正しく測れていれば可能です。ただし初回は返品・交換に対応している店を選んでください。2足目以降は同じ型番でリピートすれば失敗が減ります。

片方だけ買えますか

メーカーによっては片足販売や、左右で異なるサイズの組み合わせ購入に対応しています。むくみや麻痺で左右差が大きい場合は、こうした対応があるメーカーを選ぶと無駄がありません。

デイサービスに履いていく靴も同じでよいですか

施設によっては室内用と屋外用を分けて用意するよう求められます。事前に確認し、名前を書く場所も聞いておくとスムーズです。

値段はどのくらいが目安ですか

室内用のシンプルなもので1,500〜3,000円程度、屋外用の本格的なもので4,000〜8,000円程度が一般的な価格帯です。安すぎるものはかかとが柔らかいことがあるため、そこだけは確認してください。

まとめ|まず親の足を、一度きちんと見てください

転倒予防と聞くと、手すりの設置や住宅改修といった大がかりな話を想像しがちです。ですが、今日から替えられて、費用も数千円で済み、効果が大きいのが靴です。

次に実家に帰ったとき、玄関の靴を見てみてください。かかとが踏まれていないか、靴底が片減りしていないか、サイズは今の足に合っているか。そこに気づけるのは、離れて暮らす家族だからこそです。

この記事を書いた人|親あんしんナビ編集部(運営: Miyabi)
日本在住の運営者Miyabiと編集部が、公的機関・メーカー公式情報・各ECサイトのレビュー・専門メディアの公開情報を調査して執筆しています。介護・医療・法律の専門的助言ではありません。 コンテンツ制作ポリシー

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。商品・サービスのリンクを経由した購入等により紹介料を得る場合があります。

プライバシーポリシー