親の家の火災警報器おすすめ5選|10年で交換・連動型の選び方【2026年版】

【2026年版】親の家の火災警報器おすすめ5選|10年が交換目安
📅 2026年10月更新:本記事の内容は2026年10月時点で見直しています。価格・在庫・サービス内容は変わることがあるため、最新情報はリンク先でご確認ください。
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※2026年11月1日に価格・情報を確認して更新しました。

あんず
あんず

実家に帰ったら、廊下の天井の火災警報器が「ピッ、電池切れです」って鳴っていたの。父は「電池を替えればいい」って言うけど、付けたのはたしか15年くらい前で…。

ふく
ふく

住宅用火災警報器は、設置から10年が交換の目安だよ。古くなると電子部品の劣化などで火事を感知しないおそれがあるから、10年を過ぎていたら電池だけでなく本体ごと替えよう。

あんず
あんず

家じゅうに何台も付いているし、どれを買えばいいのかもわからなくて。

ふく
ふく

親の家なら「寝室と階段は煙式」「台所は条例を確認」「離れた部屋の火事に気づける連動型にするか」の3つで決まるよ。メーカーの仕様を確かめて、5台を選んだよ。

消防庁の「火災の実態について(令和6年中)」によると、2024年の住宅火災による死者(放火自殺者等を除く)は1,030人で、そのうち65歳以上が779人(75.6%)でした。亡くなった経過は「逃げ遅れ」が465人(45.1%)で最も多く、1〜3月と12月の4か月に602人(58.4%)が集中しています。

住宅用火災警報器は、新築住宅で2006年6月1日(東京都は2004年10月1日)から、既存住宅でも市町村の条例によって遅くとも2011年5月31日(地域によっては6月1日)までに設置が義務付けられました。消防庁の調査では、設置率は2008年6月の35.6%から2011年6月には71.1%に増えています。この時期に付けたまま一度も交換していなければ、すでに15年前後たっていることになります。

消防庁は「住宅防火 いのちを守る 10のポイント」で、「住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する」よう呼びかけています。2025年6月1日時点の消防庁の標本調査では、警報器の経過年数が「10年経過した」が全国で32.2%、「不明」が20.1%でした。

この記事では、メーカーの現行品で通販で買える5台を、高齢の親の家に付ける前提で比べました(2026年10月6日時点)。こんろや暖房など火の元そのものの対策は高齢の親の「火の元」が心配な人へで解説しています。

📌 この記事でわかること

  • 住宅用火災警報器は設置から10年が交換の目安(消防庁・日本火災報知機工業会)。まず設置年月か製造年月を確かめる
  • 寝室と、寝室がある階の階段には煙式が必要。台所などに必要か、煙式か熱式かは市町村条例で決まる
  • 2階建てや部屋が離れた家、耳が遠くなってきた親には、1台が感知すると家じゅうで鳴る「連動型」
  • おすすめ5台と比較表(価格は2026年10月〜11月時点)、取り付け位置・点検・処分・悪質な訪問販売の注意点

▲ この記事の要点をショート動画でチェック

迷ったらこれ

  • 2階建て・部屋数が多い家:パナソニック SHK79022P(ワイヤレス連動型の親器+子器。1台が感知すると家じゅうで鳴る)
  • 平屋・部屋数が少ない家:パナソニック SHK70301P(単独型・火災時にあかりが点く)

高齢の親の家の火災警報器の選び方|5つのポイント

① まず「設置から何年か」を確かめる。10年を過ぎたら本体ごと交換

日本火災報知機工業会は、使い続けると電子部品の劣化や電池切れなどで火災を感知しなくなることがあるとして、10年を目安に交換するようすすめています。同会は、設置後8〜10年たった警報器のうち正常に動いたのは3分の1だったという米国の調査(全米防火協会、2014年)も紹介しています。

年数は、設置したときに本体に書いた「設置年月」か、本体に記載された製造年月で確かめられます(記載場所はメーカーや製品で異なります)。鳴り方からも状態がわかります。

鳴り方・サイン(パナソニックの例) 意味 どうする
「ピッ、電池切れです」と鳴り、その後も約40秒おきに「ピッ」と鳴る 電池の寿命が近い 設置から10年未満なら電池を交換。10年以上なら本体ごと交換
「ピッピッピッ、故障です」と鳴る 故障。煙を検知できず、火災警報が鳴らない 本体を交換
音は鳴らず、赤いランプが4回点滅(5分ごと) 機器の交換時期のお知らせ 本体を交換

※パナソニック「電池切れ・故障・交換時期の見分け方と本体の外し方」(2026年9月30日公開)より。鳴り方はメーカー・機種で異なります。

パナソニックによると、電池切れのまま警報を止めても、単独型は約16時間後にまた鳴ります。親が夜中に脚立に乗って止めようとしないよう、早めに交換しましょう。

② 付ける場所を決める。寝室と階段は全国で必要

消防庁によると、住宅用火災警報器は寝室と、寝室がある階の階段の上部(1階の階段は除く)に付ける必要があり、市町村の火災予防条例によって台所やその他の居室にも必要な地域があります。日本火災報知機工業会は、すべての居室に付けることをすすめています。

場所 設置 種類
寝室(ふだん寝ている部屋) 必要(消防法令) 煙式
寝室がある階の階段の上部(1階の階段は除く) 必要(消防法令) 煙式
台所 市町村条例で必要な地域がある 熱式または煙式(条例によって異なる)
居間などほかの居室 条例で必要な地域がある(工業会は全居室を推奨) 煙式

※消防庁「住宅用火災警報器Q&A」、パナソニック、日本火災報知機工業会の案内をもとに作成。住宅の階数などによっては、ほかの階段にも必要な場合があります。必要な場所は親の家を管轄する消防本部・消防署で確認できます。

寝室が必要なのは住宅火災の死者が就寝時間帯に多いため、階段は煙が集まりやすく、2階で寝る人にとってほとんどの場合唯一の避難経路になるためです(消防庁)。

③ 単独型か連動型か。離れた部屋の火事に気づけるのは連動型

単独型は、火災を感知した警報器だけが鳴ります。連動型は、1台が感知すると連動設定したすべての警報器が鳴ります(消防庁)。1階の台所で火が出ても、2階の寝室の警報器が鳴るので、離れた部屋にいても気づきやすくなります。

住宅用火災警報器設置・維持管理対策会議の基本方針(2020年10月)も、交換の際は連動型や音・光を発する補助警報装置など、住宅の構造や世帯構成に合う機器を選べるよう周知するとしています。パナソニックは単独型を「ワンルームや部屋数が少ない方」、ワイヤレス連動型を「部屋数の多い戸建ての方」向けとしています。

④ 煙式か熱式か。寝室・階段は煙式、台所は条例しだい

消防法令で寝室や階段に義務付けられているのは、煙を感知する煙式です。熱式(定温式)は周りの温度が一定に達すると知らせるタイプで、消防庁は台所や車庫など、大量の煙や湯気が対流する場所に適しているとしています。

⑤ 高齢の親の家で確かめたい機能

  • 声で知らせる:「火事です」と声で知らせるタイプは、ほかのお知らせ音と聞き間違えにくくなります。今回の5台はすべて音声警報付きです。
  • 聞き取りやすい音:警報音の大きさは規格で「1mにて70dB以上」と決まっています。パナソニックは0.3〜4.0kHzの幅広い周波数帯を、能美防災は300Hz〜4kHzのスイープ音を採用し、高齢の方にも聞き取りやすいとしています。
  • あかり付き:パナソニックのあかり付きは、警報と同時に白色LEDが点いて、夜間の避難を助けます。
  • 交換時期のお知らせ・夜に鳴りにくい電池切れ警報:パナソニックは設置後10年で赤い作動灯が点滅して交換時期を知らせます。パナソニックと能美防災は、夜間の電池切れ警報を出にくくする遅延機能を備えています。

なお、ホーチキは住宅用火災警報器の販売終了日を2026年3月31日(在庫がなくなり次第終了)と案内しているため、今回は選んでいません。

高齢の親の家におすすめの住宅用火災警報器5選

仕様は各メーカーの公式サイト・仕様書・取扱説明書、価格は2026年10月6日に価格.comで確認した税込価格です(一部は2026年11月1日に再確認)(送料が別にかかる店もあります)。5台とも電池式で配線工事はいらず、天井にも壁にも付けられます。

1. パナソニック「SHK79022P」|1台が感知すると家じゅうで鳴る連動型。迷ったらこれ

パナソニック「けむり当番 薄型2種」のワイヤレス連動型で、親器と子器の2台セットです。1台が火災を感知すると、連動するすべての警報器が鳴り、ほかの部屋の警報器は「ピューピュー 台所で火事です」のように火元の部屋名を声で知らせます(部屋名は18種類から親器・子器ごとに登録)。

親器1台に子器14台まで、最大15台を連動でき(子器だけでは連動しないので親器が必要)、台所用の熱式(ねつ当番 子器 SHK76203P)とも組み合わせられます。火元以外の部屋で警報を止めると火元以外の警報器も止まり、鳴り続けている部屋が火元だとわかります。SHK79022Pと増設用の子器SHK74202Pはあかり(白色LED)付きで、警報と同時に点いて夜間の避難を助けます。

約1日に1回、親器と子器の間で電波を自動でチェックし、異常があれば音と光で知らせます。1台を操作するだけで全台の動作試験ができるので、帰省のたびの点検も手軽です。

品番・内容 SHK79022P(親器+子器の2台セット)
感知方式 煙式(光電式2種)
警報 警報音と音声(ピーク値 1mにて約90dB・自社測定)+火元の部屋名
連動 親器1台・子器14台まで(最大15台)。連動警報の開始は発報元から10秒程度(環境によっては20秒程度)
あかり 白色LED(警報と同時に点灯)
電池 専用リチウム電池・約10年(年2回の動作試験をした場合)
交換時期お知らせ 作動灯が4回点滅(点滅中にボタンを押すと音声で案内)
寸法・質量 高さ2.5×直径10cm・約115g(1台、電池含む)/日本製
増設用 子器 SHK74202P(煙式・あかり付)、ねつ当番 子器 SHK76203P(熱式・台所に)
参考価格 1万4,600〜1万5,100円前後(価格.com最安14,580円は2026年11月1日時点。価格.com掲載のAmazon.co.jp 14,661円、楽天市場15,127円は2026年10月時点)。子器SHK74202Pは7,000〜7,900円前後、SHK76203Pは7,300〜7,600円前後

✅ メリット

  • 1台が感知すると家じゅうの警報器が鳴り、火元の部屋名を声で知らせる
  • あかり付きで、暗い夜の避難を助ける
  • 1台の操作で全台を点検でき、10年の交換時期も知らせる

⚠️ デメリット・注意点

  • 単独型より高い(2台で1万5,000円前後)
  • 子器を足すと1台7,000円台から
  • 電波は障害物のない見通しで約100m。家の造りによっては短くなる

編集部のひとこと 離れた部屋の火災にも気づきやすく、高齢の親の家で安心感が高い。2階建ての実家に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

ふく
ふく

台所と寝室が離れている家や、耳が遠くなってきた親には連動型がおすすめだよ。

👍 こんな人におすすめ

  • 2階建てや部屋数が多い実家に
  • 台所と寝室が離れている家、耳が遠くなってきた親に

親器+子器セット SHK79022P(まずはこれ)

増設用の子器 SHK74202P(煙式・寝室や階段に)

台所用のねつ当番 子器 SHK76203P(台所に熱式を付けてよい地域)

2. パナソニック「SHK70301P」|火災のときにあかりが点く単独型。平屋や部屋数の少ない家に

パナソニック「けむり当番 薄型2種」の単独型のあかり付きモデルです。火災を検知すると「ピューピュー 火事です 火事です」の声と同時に白色LEDが点き、部屋をほのかに照らして夜間の避難を助けます。

設置後10年たつと赤い作動灯が点滅して交換時期を知らせ、夜間に電池切れ警報が鳴りにくい遅延機能もあります。連動はしないので、平屋や部屋数の少ない家の寝室などに向きます。天井に付けるなら、別売の引きひも(SH8894)で床から点検できます(壁付けの場合は、本体が落ちるおそれがあるため付けません)。

品番 SHK70301P(白)/和室色 SHK70301YP
感知方式 煙式(光電式2種)・単独型
警報 警報音と音声(ピーク値 1mにて約90dB・自社測定)
あかり 白色LED(警報と同時に点灯)
電池 専用リチウム電池・約10年(交換用電池 SH384552520)
交換時期お知らせ 作動灯が4回点滅
推奨設置場所 寝室・居室・階段・廊下など(天井面・壁面)
寸法・質量 高さ2.5×直径10cm・約105g/日本製
参考価格 3,900〜4,400円前後(価格.com最安3,900円、通販の多くは4,180円から、2026年11月1日時点。価格.comにAmazon.co.jpの掲載なし)

✅ メリット

  • 火災のときに白色LEDが点き、暗い夜の避難を助ける
  • 声で知らせ、10年の交換時期も赤いランプで知らせる
  • 1台3,000円台からで、日本製

⚠️ デメリット・注意点

  • 連動しないので、ほかの部屋の火災は知らせない
  • 引きひもは別売(壁付けでは使えない)

編集部のひとこと 単独型で夜の避難まで考えるならこれ。平屋や部屋数の少ない家の寝室に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

👍 こんな人におすすめ

  • 平屋や部屋数が少ない実家の寝室などに
  • 夜中にトイレへ起きることが多い親に

3. パナソニック「SHK484551」|1台2,000円台の単独型。台数をそろえたい家に

パナソニックの単独型の定番「けむり当番 薄型2種」の現行品番です(価格.comでは2025年12月23日発売)。声と警報音で知らせ、設置後10年で赤い作動灯が点滅して交換時期を知らせる機能や、糸くず・綿ぼこりによる誤報を抑える新設計の煙検知部を備えます。あかりは付いていません。

寝室・階段・廊下など、付ける台数が多い家で費用を抑えたいときに向きます。前モデルのSHK48455Kは2026年3月31日で生産終了予定とされていた旧品番で、売られているのは在庫品です。

品番 SHK484551(白)/和室色 SHK484551Y
感知方式 煙式(光電式2種)・単独型
警報 警報音と音声(ピーク値 1mにて約90dB・自社測定)
電池 専用リチウム電池(同梱)・約10年(年2回の動作試験をした場合)
交換時期お知らせ 設置後10年で作動灯(赤)が4回点滅
推奨設置場所 寝室・居室・階段・廊下など(天井面・壁面)
質量 約105g(電池含む)
前モデル SHK48455K(パナソニックの案内では2026年3月31日に生産終了予定。在庫限り)
参考価格 2,300〜2,900円前後(価格.com最安2,260円、価格.com掲載のAmazon.co.jp 2,860円、2026年11月1日時点)。SHK48455Kは1,800〜2,300円前後

✅ メリット

  • 1台2,000円台から。何台もそろえやすい
  • 声で知らせ、10年の交換時期も知らせる
  • 糸くず・綿ぼこりによる誤報を抑える煙検知部

⚠️ デメリット・注意点

  • 火災時のあかりは付いていない
  • 連動しない
  • 引きひもは別売

編集部のひとこと 費用を抑えて寝室・階段・廊下に付けるなら。交換時期のお知らせ付きで、次の10年も管理しやすい

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

👍 こんな人におすすめ

  • 付ける台数が多く、費用を抑えたい人に
  • 今の単独型を同じタイプに替えたい人に

前モデル SHK48455K(旧品番・在庫限り。後継はSHK484551)

4. 能美防災「まもるくん FSKJ225-B-N」|直径89mm・約80gの小型。2,000円前後

1979年から「まもるくん」を販売する能美防災の煙式です。直径89mm・厚さ25mm・約80gと小さく軽く、「ピー ヒューヒュー 火事です 火事です」と声で知らせます。警報音は300Hz〜4kHzのスイープ音で、メーカーは子どもから高齢者まで聞き取りやすいとしています。

感知部の汚れによる誤差を補正する機能、自動試験機能、夜間の電池切れ警報を出にくくする遅延機能付き。能美防災の旧製品(FSKJ219・FSKJ222)と同じサイズの取付ベースを使っているので、交換にも向きます。取扱説明書には「本警報器は10年で交換」とあり、本体裏に設置年月を書く欄があります。

品番 FSKJ225-B-N(ナチュラルホワイト)/ブラック FSKJ225-B-NBK
感知方式 煙式(光電式2種)・単独型
警報 音声(1mにて70dB以上〈検定規格〉、メーカー測定値 約90dB)・0.3〜4.0kHzのスイープ音
電池 専用リチウム電池・約10年
主な機能 自動試験・自動感度補正・電池切れ警報遅延
設置場所 居室(寝室など)・階段・廊下・台所(天井・壁兼用)
寸法・質量 φ89×25mm・約80g(取付ベース・電池含む)
参考価格 1,900〜2,000円前後(価格.com最安1,879円は2026年11月1日時点。価格.com掲載のAmazon.co.jp 2,036円は2026年10月時点)

✅ メリット

  • 1台2,000円前後と手ごろ
  • 直径89mm・約80gと小さく軽い
  • 高齢者にも聞き取りやすいとするスイープ音の音声警報

⚠️ デメリット・注意点

  • 火災時のあかりや連動の機能はない
  • 引きひもは付属しない(使うなら別に用意)
  • 2026年9月からロゴ・パッケージのデザインを順次切り替え中(ブランド名・仕様の変更はなし)

編集部のひとこと 小さく軽く、価格も手ごろ。寝室・階段・廊下の台数をそろえやすい

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

👍 こんな人におすすめ

  • できるだけ費用を抑えて全部屋に付けたい人に
  • 目立たない小さな警報器がいい親に

5. 能美防災「まもるくん FSLJ015-B-N」|台所に付ける熱式。65℃相当で声で知らせる

台所用の熱式(定温式)です。周りの温度が65℃相当になると、「ピー ヒューヒュー 火事です 火事です」と声で知らせます。消防庁は、熱式は台所や車庫など大量の煙や湯気が対流する場所に適しているとしています。

FSKJ225-B-Nと同じ直径89mm・厚さ25mm・約80gの小型で、300Hz〜4kHzのスイープ音、自動試験、夜間の電池切れ警報遅延も同じです。台所は条例で煙式が必要な地域もあるので、買う前に親の家の地域の決まりを確かめましょう。

品番 FSLJ015-B-N(ナチュラルホワイト)
感知方式 熱式(定温式・65℃相当)・単独型
警報 音声(1mにて70dB以上〈検定規格〉)・0.3〜4.0kHzのスイープ音
電池 専用リチウム電池・約10年
主な機能 自動試験・電池切れ警報遅延
設置場所 台所など(天井・壁)
寸法・質量 φ89×25mm・約80g(取付ベース・電池含む)
参考価格 1,900〜2,100円前後(価格.com最安1,879円は2026年11月1日時点。価格.com掲載のAmazon.co.jp 2,118円は2026年10月時点)

✅ メリット

  • 台所向けの熱式で、1台2,000円前後
  • 小さく軽く、天井にも壁にも付けられる
  • 声で知らせる

⚠️ デメリット・注意点

  • 寝室・階段には使えない(煙式が必要)
  • 台所に煙式が義務付けられている地域では条例を満たせない
  • 火災時のあかりや連動の機能はない

編集部のひとこと 台所に熱式を付けるならこれ。小さく手ごろで、煙式のFSKJ225-B-Nと同じシリーズでそろえられる

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

👍 こんな人におすすめ

  • 台所に熱式を付けてよい地域の実家に
  • 寝室用の煙式と台所用をまとめて買いたい人に

住宅用火災警報器5台 比較表

機種 タイプ 感知方式 声・あかり 10年の交換時期 質量 参考価格
パナソニック SHK79022P(親器+子器) ワイヤレス連動(最大15台) 煙式 音声+火元の部屋名/あかり付き 作動灯の点滅で知らせる 約115g(1台) 約1.46万〜1.51万円(2台)
パナソニック SHK70301P 単独型 煙式 音声/あかり付き 作動灯の点滅で知らせる 約105g 約3,900〜4,400円
パナソニック SHK484551 単独型 煙式 音声 作動灯の点滅で知らせる 約105g 約2,300〜2,900円
能美防災 FSKJ225-B-N 単独型 煙式 音声(スイープ音) 設置後10年で交換を推奨(メーカー) 約80g 約1,900〜2,000円
能美防災 FSLJ015-B-N 単独型 熱式(65℃相当) 音声(スイープ音) 設置後10年で交換を推奨(メーカー) 約80g 約1,900〜2,100円

※価格は2026年10月〜11月1日時点の目安で、日々変動します。質量は電池を含む値(能美防災は取付ベースも含む)。

親の家に合わせて|どれを選ぶ?早見表

  • 2階建て・部屋数が多い・耳が遠くなってきた→ パナソニック SHK79022P(足りない部屋は子器SHK74202P、台所は熱式子器SHK76203P)
  • 平屋や部屋数が少なく、夜の避難も心配→ パナソニック SHK70301P(あかり付き)
  • 付ける台数が多く、費用を抑えたい→ パナソニック SHK484551/能美防災 FSKJ225-B-N
  • 台所(熱式を付けてよい地域)→ 能美防災 FSLJ015-B-N

費用の目安として、2026年10月6日の価格.com最安値で計算すると、寝室2部屋・階段・台所の4か所なら、連動型(SHK79022P+SHK74202P+SHK76203P)で約2万8,800円、単独型(SHK484551を3台+FSLJ015-B-N)で約8,700円です(送料は含みません)。

親の家で安全に交換するための注意点

取り付け位置:壁・梁やエアコンから離す

パナソニックが示す設置基準(消防法令にもとづく)では、天井に付ける場合は警報器の中心を壁や梁から0.6m以上(熱式は0.4m以上)、エアコンなどの吹き出し口から1.5m以上離します。壁に付ける場合は、警報器の中心が天井から0.15〜0.5m以内になるようにします。換気扇(給気用)やエアコンの近くは煙が流されて検知しないおそれがあるので避け、照明器具からも0.5m程度離しましょう。

取り付けは帰省した家族が2人で。親を脚立に乗せない

パナソニックの場合、古い本体は上に押し付けながら左に回すと外れ、新しい本体は取付ベースを付属のねじで固定してから、はめて回すだけで付けられます。ただし天井での作業です。国民生活センターによると、医療機関ネットワークに寄せられた脚立・はしごからの転落事故433件のうち半数以上(236件)が60〜70歳代でした(2019年3月公表)。同センターは「一人きりでの作業はやめましょう」と呼びかけています。交換は帰省した家族が行い、1人が脚立を支えましょう。

点検は半年に1回以上。3日以上留守にしたあとにも

パナソニックは、半年に1回以上、引きひもを引くか警報停止ボタンを押して、正常に動くか確かめるよう案内しています。日本火災報知機工業会は、はじめて取り付けたとき、電池を替えたとき、掃除をしたとき、3日以上留守にしたときなどにも作動試験をするよう呼びかけ、たばこやライターなどの裸火で試すのは大変危険としています。ボタンに手が届かない親の家では、天井の警報器に引きひもを付けるか(壁付けには付けない)、帰省のたびに家族が点検しましょう。

外した警報器は自治体のルールで捨てる

パナソニックは、古い本体は自治体のルールに従って廃棄するよう案内していて、メーカーの引き取りはありません。電池の出し方も、親が住む市区町村の案内で確かめましょう。

「消防署の方から来た」訪問販売に注意

消防庁は、住宅用火災警報器の悪質な訪問販売に注意を呼びかけています。高齢者宅で「法律で必要」と言われて頭金2万円を払ったのに設置されなかった例や、80歳代の一人暮らしの方が2台を付けられて20万円を請求された例、「消防署の方から来た」と話を持ちかける例が報告されています。だまされたときは地域の消防署や消費生活センターに相談でき、消防庁は住宅用火災警報器をクーリングオフの対象商品としています。警報器は店や通販でも買えることを、親に伝えておきましょう。

買うタイミング:火災予防運動・ブラックフライデーと年末の帰省

秋の全国火災予防運動は毎年11月9日〜15日です(消防庁)。次の大型セールはブラックフライデーです。Yahoo!ショッピングは11月22日0:00〜30日1:59と発表していますが、Amazonと楽天市場の2026年の日程は11月1日時点で発表されていません(2025年はAmazonが11月21日から、楽天市場が11月20日から)。なお、Amazonのプライム会員限定セール「プライム感謝祭」は、Amazonの発表によると先行セールが10月13日(火)〜15日(木)、本セールが10月16日(金)〜19日(月)で、ポイントアップキャンペーンにはエントリーが必要でした。値下げの有無は直前までわからないので、比較表の価格を目安に。年末の帰省で一緒に確かめたいことは年末年始の帰省チェックリスト24項目にまとめています。

よくある質問

火災警報器が付いていないと罰則はありますか?

消防庁によると罰則はありません。ただし住宅用火災警報器の設置は消防法と市町村条例で義務付けられていて、消防庁は大切な家族と自分の命を守るために早く付けるよう呼びかけています。

「電池切れです」と鳴ったら、電池を替えるだけでいいですか?

パナソニックは、設置から10年未満なら電池を交換し、10年以上たっている場合は本体ごとの交換をすすめています。消防庁も10年を目安に交換するよう呼びかけています。本体の設置年月か製造年月で年数を確かめましょう。

台所には煙式と熱式のどちらを付ければいいですか?

どちらを付けるかは市町村条例によって異なります(パナソニック)。台所に煙式が義務付けられている地域もあるので、親の家を管轄する消防本部・消防署で確かめてください。寝室と、寝室がある階の階段には煙式が必要です。

平屋でも連動型にしたほうがいいですか?

パナソニックは単独型を「ワンルームや部屋数が少ない方」向けとしています。ただ平屋でも、寝室と台所が離れている場合や、耳が遠くなって離れた部屋の警報音が聞こえにくい場合は、連動型を検討しましょう。

「消防署の方から来た」と警報器を売りに来たらどうすればいいですか?

消防庁は悪質な訪問販売に注意を呼びかけています。その場で契約せず、地域の消防署や消費生活センターに相談しましょう。消防庁は住宅用火災警報器をクーリングオフの対象商品としています。警報器はホームセンターや電器店、通販でも買えます。

あんず
あんず

実家は寝室が2階で台所が1階だから、連動型のSHK79022Pに子器を足すね。台所は熱式でいいか消防署に確かめてから決めて、年末に弟と2人で付けることにする。

ふく
ふく

いいね。付けたら本体に設置年月を書いておこう。警報器の訪問販売にも気をつけるよう、お父さんに伝えておいてね。

まとめ

親の家の火災警報器は、設置から10年が交換の目安です。まず設置年月か製造年月を確かめ、10年を過ぎていたら本体ごと替えましょう。選ぶときは、寝室と階段は煙式、台所は条例を確認、部屋が離れた家や耳が遠くなってきた親には連動型の3つがポイントです。

迷ったら、2階建てや部屋数の多い家はパナソニック SHK79022P、平屋や部屋数の少ない家はSHK70301P。取り付けは帰省した家族が2人で行い、半年に1回以上の点検を続けてください。

この記事を書いた人|親あんしんナビ編集部(運営: Miyabi)
日本在住の運営者Miyabiと編集部が、公的機関・メーカー公式情報・各ECサイトのレビュー・専門メディアの公開情報を調査して執筆しています。介護・医療・法律の専門的助言ではありません。 コンテンツ制作ポリシー

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